- 中継じゃないけど
- その背中は
- 景品と扇子
-
2011.06.02 Thursday
今年も日本将棋連盟や棋士をはじめとする多くの方々のご厚意で、たくさんの景品を用意することができました。ありがとうございました。写真に写っている他にも色紙をはじめ色々な景品がありました。
そして、なぜか私がアップで一点だけ撮っていたのがこのミニ色紙。かわいい。この方がもらっていかれたようですね。
景品ではありませんが、来ていた方が持ってきた扇子の中からなかなかレアなものがあったのでご紹介(ご本人の許可はいただいています)。
印刷ものではありますが、それでもこの組み合わせは珍しいのではないでしょうか。
こちらは某幹事が持っていた直筆もの。
いいなあ。林葉さんにはまた交流会に来ていただきたいものです。
- 来て下さった棋士のみなさま
-
2011.05.31 Tuesday
関東交流会には毎年多くの棋士が来て下さいますが、今年は例年に増して多かったような気がします。
最初に来て下さったのは船戸陽子女流二段でした。いつもですと指導対局もある程度余裕があるのですが、今年は大盛況だったため、ほとんど休む間もなく懇親会が始まるまで指導対局をして下さいました。
その後来て下さったのが田中寅彦九段。一度いらっしゃった後、谷川治恵女流五段、斎田晴子女流四段と三人で改めてご挨拶下さり、指導対局もしていただきました。
田中九段は色紙も書いて下さったほか、二次会までご参加いただきました。指導対局は場所がなく、机の上にビニール盤で指していただきました。初心者の方に巧みなお話で相手の緊張を和らげながら指している姿が印象的でした。また、懇親会の締め、さらには二次会までお付き合いいただきました。
午後には、日本将棋連盟の米長邦雄会長がいらっしゃって、挨拶をして下さいました。
公益社団法人になった日本将棋連盟のさらなる発展のために力を尽くす、との力強いことばとともに、今後も将棋ペンクラブを応援して下さるとのことでした(会長ご自身もペンクラブの会員です)。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
懇親会には例年通り、窪田義行六段が来て下さいました。残念なことに写真を撮りそびれてしまいましたが、近くの席の方々と楽しく話されていたようです。また、勝又清和六段もちょこちょこと顔を出して下さいました。王位戦の検討に来ていらしたのでしょうね。
そして、三浦弘行八段も来て下さいました。強烈な三浦ファンという方と話されていて、その方にとっては至福の一時だったのではないでしょうか。
来て下さった先生方、本当にありがとうございました。
- 無事終了
- 真剣勝負のその隣
- 指導対局
- 今度の土曜は関東交流会
-
2011.05.22 Sunday
今週の土曜日、28日は将棋ペンクラブの関東交流会です。場所は千駄ヶ谷の東京将棋会館の四階。平日はプロ棋士が対局しているところです。各種将棋漫画などで見ることも多い「平常心是道」の掛け軸の前で指すことができます。
時間は午前10時くらいから。きっかり始めず、何となく手合いがつき始めますので、時間通りに来なくては! ということはありません。
一応午後三時くらいまでが将棋会です。指導対局もお昼前くらいから始まります。今年は谷川治恵女流五段と斎田晴子女流四段のほか、何人か来て下さる予定です。
将棋を指さずに専ら雑談を楽しまれる方もいます。また、初心者の方には簡単な入門講座もできます。
お昼には簡単な昼食が出ます。夕方には同じ場所で懇親会が行われます。将棋会で勝ち数の多かった順に、景品(色紙に扇子、棋書など)をもらえます。ここまでで会費は三千円。なかなかのコストパフォーマンスではないかと思います。
夕方にはみんなで後片付けをして解散。大半の方は近くの居酒屋での二次会へと流れていきます。
五月最後の土曜日を、ぜひ千駄ヶ谷でお過ごし下さい。ご来場をお待ちしております。
- 関東交流会・こぼれ話(湯川恵子編)
-
2010.06.12 Saturday関西交流会の懇親会は関西将棋会館近くの居酒屋が定跡ですが、関東はそのまま将棋会館の四階で懇親会を開きます。会費3,000円の中から場所代に酒代などを引いた残りをやりくりして酒肴を用意しているのは幹事の湯川恵子と、将棋を指さないのになぜか来て下さる何人かの女性です。そんな台所事情を恵子さん本人に語っていただきました。
----
関東交流会、懇親会の楽屋裏です。
以前は湯川博士幹事がリュックを背負って新宿のデパートまで買出しに行っていました。暖かい揚げ物や煮物、カツオや貝の刺身まで買い込んで、必然的に量は足りなぎみ、いったいどう盛り付けるのさ。
会の参加人数が増え、衛生面からも次第にそういうナマ物は無理と悟り、現在は森幹事と湯川恵子が買出し要員、安全路線です。
昼食は近所のコンビニ2軒のおにぎり類を買占め状態で内心恐縮していたのですが、今回初めて、新入会員が提案してくれた激安スーパー「OK」で買い物しました。
なにしろ、ちゃんと幅広の海苔もついた立派なおにぎりが1個50円。板橋区のOKでおにぎり100個購入、他にレタスやマヨネーズなど寄席で言う色物も、安い安い。
一方、森幹事も早起きして杉並区のOKでソーセージとツナ缶を大量購入。それぞれ千駄ヶ谷の将棋会館までヨイショ、ヨイショ。何より値段が昨年の半分以下。そのぶん懇親会の飲み物が豊かになりました。
ところで昨年、湯川×2でこんな会話がありました。
「何やってんだよ、ソーセージと缶詰めのサラダじゃ酒、飲めないよ」
「柿ピーとか乾き物もありますけど」
「何言ってんだよ、歯が弱ってる会員だって多いんだし」
「柔らかい乾き物も買いましたよぉ」
「何もわかってないな、いいよ俺が作る」
そんなわけで今年は、何日か前に豚バラ肉の塊を何キロか買い込み、遠くの店まで探しに行ったのは香辛料ハッカク、自宅の台所を占領して彼は焼き豚を用意したのでした。
「お客さん60人は来るからね、最低でも一切れづつ足りるようにしてよね、森さんは焼き豚に目がないからね、彼には2切れくらいあげたいしね」
「うるさいなぁ黙って見てらんないのかよ」「らんないわよ」
と恵子は庭に飛び出し、繁茂している野蕗を摘んできて煮物づくり。
「あっそれやるなら葉っぱ捨てちゃダメだぞ葉っぱの佃煮も旨いんだよ俺が作るっ」
当日、こうした湿った肴は新会長に就任した木村晋介さんや山田史生さんたち飲んべえが喜んでくれました。指導対局で来てくれた斎田晴子プロは、
「フキの煮物おいしいですねぇ……え、あ、はい、葉の佃煮もお、おいしいです……」
指導棋士は他に安食総子さんと滝誠一郎七段、LPSAの松尾香織さんは朝からずっと務めてくれました。そして林葉直子さんも目立たない席で何局も指しましたが、体調の加減で懇親会には参加できなかった。
今年は女性の新入会員二人が買出しも盛り付けも手伝ってくれたので大助かり。彼女達は、暮れの将棋寄席の関係で、将棋をまったく指さないのに将棋ペンクラブに勧誘された音楽家とカメラマン。交流会には手伝いだけの目的で(参加費も払い)来てくれた。
「将棋も見てると面白そうですけどね、私はお手伝いするほうが楽しいわ」
「そうよ裏方のほうが満足感大きい」
「そそ、きっと終わった後の開放感もね」
と、この新入会員コンビ、我々幹事連の長年の楽しみを見透かしているようです。
- 関東交流会・こぼれ話(図書カード編)
-
2010.06.11 Friday将棋ペンクラブで図書カード(500円分)を作りました。以前同じデザインでテレホンカードを作ったこともあります。ノベルティが主な目的ですが、一枚1,000円で販売して乏しい活動費の足しにしようということで、関東交流会でも販売しました。
ところが受付に置いてあってもみなさま見ては下さるものの、なかなか買っては下さらない。うーむ。
そこで幹事の湯川恵子が一計を案じました。懇親会でほどよくみなさまお酒が回ったところで、訪問販売を始めたのです。すると売れる売れる。この写真に写っている会員さんは二枚買って下さいました。ありがとうございます(この会員さんには写真掲載の許可をいただいております)。
さすが恵子さん、と思っていたら「はくたさん、向こう側の半分に売ってきてちょうだい」と直々のご指名。売り子は苦手なのですが、こっちもいい加減にウイスキーのビール割りなんぞ飲んでへべれけになっているところでしたので、酔った勢いで売りに回りました。えー、宴もたけなわ、お話中のところをお邪魔いたしますが、このたびこんな図書カードを作りまして…
瞬く間に13枚捌けました。お酒はひとを捌きのアーティストにする、わけではなく、優しい参加者のみなさまのおかげです。ありがとうございました。