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祈れ、最後まで

近所に市立図書館の分室があります。オンラインで他の場所にある本を取り寄せて借りられることをようやく最近知りまして、時折利用しています。


分室なので蔵書自体はそれほどの量ではありませんが、それでもついつい見に行ってしまうのが「将棋」のコーナー。数は少ないもののなぜか『森下の矢倉』や『右四間で攻めつぶす本』など、専門的な本が揃っています。入門書はごくわずか。一体誰が選んでいるのか謎です。


将棋のコーナーの前後にあるのは囲碁にトランプ、麻雀といったところでして、これはどこでも同じですね。お互いに多少混じっていたりするのもよくあることですが、先日行ったら鷺沢萠『祈れ、最後まで サギサワ麻雀』が将棋のコーナーに混じっていました。


鷺沢萠(さぎさわ・めぐむ、1968-2004)さんは若くして命を絶たれた作家で、麻雀を通じて先崎学八段とも交流があったようです。きっと、先崎八段と麻雀を打ちたくなって、隣のコーナーまで移ってきたのですね。


今でも読める、鷺沢さんの公式ウェブサイト内の日記に、羽生二冠が一回だけ、何の脈絡もなく登場します。2001年5月15日の表日記(裏日記もあるのです)。


ところで話は全然変わりますが、こないだ将棋の羽生さんがテレビに出てた。別に特にファン、ってわけじゃないけど、ああ、やっぱ一流の人っていいコト言うもんだなあ……、と思った。
「臆病というのは、大事なものです」
含蓄あるなあ……。


鷺沢さんももっと臆病だったらよかったのに。


author:はくた, category:その他, 00:00
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