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大きな声で、はっきりと

家人とたまにNHK杯や銀河戦を見ていると、「どっちが勝ったのか分からない」と言われます。「負けました」ってあまり大きな声では言いませんし、勝ったほうも渋い顔をしていることが多いですから、そうだなあと思います。


私が見たことがあるテレビ対局では、勝又清和六段が「負けました」をとてもはっきり言っていました。子供向けの指導をたくさんなさっている以上、自ら範を示しているのかもしれません。見ていて清々しい思いがしました。勝又六段がこの発声をなるべくしないで済むよう、切に願う次第です。


話変わって相変わらず見ているMondo TVの麻雀番組ですが、こちらもあまりポンやチー、リーチにロンといった発声はあまりはっきりしません。プロ同士ならそんなに大きな声を出さなくても分かるというのも将棋と同じなのでしょうね。


そんな中、とてもはっきり発声をしているのが最高位戦日本プロ麻雀協会の村上淳プロです。一度リーチ一発で高目を持ってきたときなど、「ツモ!」発声の力強さに思わず拍手してしまいました。いつかほれぼれするような発声と共に、テレビ対局でもタイトルを取ってほしいです。

author:はくた, category:その他, 00:00
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祝、国際化

世間様は今回のごりんぴっくで盛り上がっているのかしら。衛星放送を含めると中継を見られる時間はとても長い割に、特定の競技ばかりが放送されているような気もします。私はへそ曲がりなので全く見ていない、と言いたいのですが、サッカーだけは女子も男子もつい見てしまいます。


柔道男子では金メダルが一つも取れなかったことが話題になっています。関係者各位の落胆は理解できますが、以前書いたように、国際化というのはそういうものでしょう。本家だ元祖だお家芸だと言っているうちは、世界中で楽しまれている競技ではありません。これを機に精神論や本家意識を捨てて、強化戦略が見直されるといいですね。

author:はくた, category:その他, 00:00
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縁台将棋

二年前にも紹介した、棋友館さんの縁台将棋に行ってきました。


阿佐谷の七夕まつりは駅から南に向かって延びる商店街、パールセンターが開催しているものだと思っていたのですが、駅でもらったパンフレットによると、駅の周りにある10の商店会が合同で開催しているものだそうです。パールセンターのハリボテが一番有名ですが、他にも寄席にスタンプラリーにサンバカーニバルと、街を挙げての一大イベントです。パンフレットを配っていたのもボーイスカウトの少年でした。オール阿佐ヶ谷という感じがします。




商店会のおまつりということがあって、屋台の値段がお手頃です。私が見た限りでは生ビールが一杯350円からでした。缶ビールも350ml缶が200円くらいからで、飲みながらハリボテを見て歩くには格好の値段かと思います。もちろん、つまみ類も豊富。400円のもつ焼きを頼んだらフランクフルトなどに使われるプラスチックのお皿に山盛りに出てきて、妻と二人で目を白黒させました。


ええと、縁台将棋。パールセンターのアーケードを抜け、すぐのY字路を左側へ。結構歩いたなあと思ったところにある越後屋豆腐店さんの店先です。






前回も書きましたが、通りがかりに「将棋だ」「将棋やってる」「すごいねー」と何かしら一言残して通り過ぎる方が大勢います。挑戦者続々。野次馬はさらに続々。「子供が将棋を指す姿を10万人の人に見てもらっています」というのも、人出を考えればあながち誇張ではないでしょう。浴衣を着たおぜうさんが大人をころころ負かすのをたくさんの人が見ている。将棋そのものの宣伝ですね。


私も二局指しました。一局目はとっても強そうな青年相手に後手。四間飛車にしてみたものの、二枚銀(というかたちのはず、たぶん)で対抗され、桂馬を犠牲に飛車を成り込んでみたもののがっちり受けられて完敗。むむむ。終わってから小田切館長にあいさつすると「今のはちょっと強いです」。


せっかくなので、館長に一つ質問してみました。妻が将棋に関心を持ってくれているのですが、教えるほどの棋力がないんです。どうしたらいいんでしょう。


「いやー…負けて負けて、負け続けてあげればいいんですよ」

あ、それなら私でもできます。むしろ得意と言えそうです。


二局目は浴衣の女の子と。向こうでは館長のお嬢さん、葉月さんが今回もフル稼働中。「わたし、定跡とかぜんぜん分からなくて」(ほんとかなあ)などと言いつつ大人を翻弄しています。終局後には「明日もやっていますので、よろしければ」と言うのも忘れません。さすが。負かされたのか、年配の男性が笑いながら「もういいです!」と応え、周囲の笑いを誘っていました。




さて、二局目。今度は先手を引いた私はまたも四間飛車。後手は…お、またも二枚銀(たぶん)。四間飛車に二枚銀は棋友館の基本形なのかしら。比較的短手数で勝負がつきますし、対抗形の急戦は縁台将棋に合いますね。


二年越しで全敗ではちょっとかわいそうだと思われたか、勝たせていただきました。ううう、久しぶりに勝ったなあ。幹事会の後の将棋もしばらく勝ったことないものなあ。ちょっと気分がいいなあ。


気分がいいので、帰りのパールセンターで唐揚げ棒やらフランクフルトを買いこみ、生ビールをしこたまいただき、阿佐ヶ谷の経済にいささか貢献いたしました。
ん、ひょっとしてこのために勝たせてくれたのかしら…


写真の使用については小田切館長の了解をいただいております

author:はくた, category:その他, 03:00
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写真

昨年引越をしたついでに、ケーブルテレビと契約してみました。囲碁将棋チャンネルも見られますが、最近割とよく見ているのがMONDO TVです。見ているのは「女神降臨」ではありません。麻雀です。


私が麻雀に最も入れ込んだのは中学生の頃です。同級生の家で随分ジャラジャラやりました。そのせいだけでもないでしょうが同級生は志望校のランクを一つ落としたと聞きました。その後はほとんどテレビゲームやインターネット雀荘でも打ったことはありませんから、将棋同様久々に首を突っ込んでいることになります。


プロが打つ麻雀は面白いものですね。指さない将棋ファンもいますが、打たない麻雀ファンもなかなか楽しいです。自分で打ったら絶対に作れないような役が仕上がったり、絶対に止められない上がり牌がぴたりと止まったりする様子を、四人全員の手牌を見られる「神の視点」から見られるのですから、私のような点数計算もできないような人間にはこたえられません。


将棋との比較など細かいことはまた書くとして、ちょっと気になったことが一つ。


男性プロ雀士の写真って、どういうわけだか腕組みをしているものが多いですね。将棋の棋士だと駒を持って前方へ差し出している写真を見かけたりしますが、なんで腕組みしているのかしら。なんだかラーメン屋の親父さんのように見えます(そういえば、ラーメン屋の親父さんもなんで腕組みしているのでしょう)。もっと格好良く、それでいてプロ雀士らしいポーズ、ないかなあ。

author:はくた, category:その他, 00:00
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じゃじゃ馬グルーミン★UP!

いつ頃からか分かりませんが、コンビニエンスストアを中心に名作漫画のペーパーバックといいますか、廉価版が販売されるようになりました。横山光輝の『バビル二世』のような古い作品から比較的新しい作品まで、売れたものが揃っています。単行本を新品で探すのが難しいものもありますから、出版社にも読み手にもメリットがあると言えるでしょう。


ゆうきまさみ『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』をこのペーパーバック版で見つけたので買って読んでみました。前々から気になってはいたのですが、長期連載の作品だったので何となく買いそびれていたのでした。


私が最初に読んだゆうきまさみの漫画は『究極超人あ〜る』でした。ページをめくるたびにけらけら声を出して笑いながら読んでいたのが昨日のことのように思われますが、昨日どころかもう二十年ほど前のことです。
次に読んだのは『機動警察パトレイバー』でしたが、これは当時の私には難しかった。どこがどう面白いのかと、勧めてくれた友人につっかかったのを覚えています。恐らく、複雑な作品世界と登場人物の心情を理解するには私が幼なかったのでしょう。その彼も今や鬼籍の人。今ならもう少し彼にましなことを言えそうなのですが。



さて、『じゃじゃ馬』はひょんなことから競馬馬牧場で働くことになる少年と、彼を囲む人々を描いた作品です。私もそれなりに年を取ったのか、描き手が丁寧に取材し、そして登場人物に命を吹き込んでいることが少しは分かっているような気がします。『あ〜る』以来の笑える要素も健在です。良質の漫画をたっぷり時間をかけて読みたい方はぜひ。


この漫画、主人公の久世駿平が牧場の社長、度会健吾と将棋を指すシーンがよく出てきます。作中ずっと腰の低い人物として描かれている健吾が、将棋に関しては時間さえあれば駿平に付き合ってもらおうとする姿が何ともほほえましいです。


見た限りでは盤面が一度も出てこないため棋力のほどは分かりませんが、健吾が「ああっ、こうすれば私の勝ちじゃないか」と言っているところを見ると、お互い一手詰めをちょいとうっかりするくらいの棋力でしょうか。


棋友館さんのサイトにアニメキャラの棋力を診断するページがありますね。今度どこかでおにぎり先生にお会いした時にネタを提供してみようと思います。


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よいお年を

三ヶ月もお休みしてしまい、ご覧いただいている方には大変失礼いたしました。そして、この文章を読んで下さっているみなさま、本当にありがとうございます。


休んでいる間にも多少の時間はあったのですが、常に気持ちが焦っていたために落ち着いて何かを書くことができませんでした。まさに忙しいとは心を亡くすことですね。
そして、依頼に応じ、締切を守って決められた分量を書けるのが、文章のプロフェッショナルなのだと改めて考えさせられました。


年明けからはせめて毎週最低一回は更新したいと思います。皆様もどうぞよいお年をお迎え下さい。

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減量にひそむ罠(?)

私の背丈は大体165cm。体重は20歳の頃は50kg前後だったのですが、酒を飲むようになってから何回か階段状に増加し、昨夏のピーク時には64kgに到達しました。肥満度の指標であるBMIは23.3ですからまだ標準の範囲内(18.5以上25未満)ですが、このまま増え続けるのは好ましくないでしょう。


とりあえず食生活を見直しました。炭水化物の摂取をできるだけ抑え(特に夜)、酒や甘味もストレスにならない範囲で量を減らしました。とはいえ宴席で、あれは食べないこれは飲まないでは興ざめであり楽しくないので、宴席では大いに食べて飲んでいます。


結果、二ヶ月ほどで57kg前後で体重が安定するようになりました。開始前は60-62kgを行ったり来たりしていましたから、3kg程度は確実に減らすことができたようです。


この食生活の軸は豆腐です。米食党にとってごはんをがつがつ食べられないのはいささか残念なのですが、代わりに豆腐に色々なものをかけ、温めて食べるのもなかなかおいしい。


豆腐は二三日分をまとめて買っているのですが、ある日、豆腐売場でいきなり谷川浩司九段が脳内映像に飛び込んできました。もちろん、豆腐売場にはどこにも将棋を思い起こさせるようなものはありません。


しばし豆腐売場に立ち尽くすあやしげなおっちゃんと化した後、ようやく何が原因か分かりました。これでした。




文庫で復刊された『光速の終盤術』、まだ読んでないんですよね…

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詰将棋のBGM

貧乏暇なしを地で行く暮らしをしておりまして、このところさっぱり将棋に時間を割くことができません。行きの通勤電車で詰将棋か、一手必至を解くくらいがせいぜいです。


電車の中ではiPod touchを使って音楽を聞いています。iPod touchは以前コレでも紹介しましたね。


聞くのはクラシック音楽一辺倒ですが、バッハ(1685-1750)の音楽を聞いている時は他の作曲家の音楽を聞いているときよりも頭がよく働く、ような気がします。特に鍵盤楽器やパイプオルガンの曲を聞くともなしに聞きながらだと、特にいい、ような気がします。バッハの他によく聞いているのはリュートの音楽です。中世英国の作曲家、ジョン・ダウランド(1563-1626)のリュート曲集をランダム再生しています。


逆に気が散って仕方がない音楽の代表格はオペラ。人間の声が入っている音楽は概してだめです。だから、バッハの曲であっても「マタイ受難曲」などを聞きながら『クッブドンハ手詰5』を解くのはかなりの苦痛です。あ、でも、どんな状況においても集中力を発揮できるようにはなるかもしれませんね。


合いそうで合わないのはモーツァルト。明るく楽しすぎるようで、こっちが知恵熱出しながら一手必至を考えているのがばかばかしくなります。


バッハの鍵盤楽器曲にしろ、ダウランドのリュート曲にしろ、あまり強弱の差がなく、(いわゆるロマン派の音楽のような意味での)ドラマティックな表現のない音楽なので、BGMとして向いているとは言えそうです。


「詰将棋がすいすい解けるBGM集」なんて作れないかな。

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祈れ、最後まで

近所に市立図書館の分室があります。オンラインで他の場所にある本を取り寄せて借りられることをようやく最近知りまして、時折利用しています。


分室なので蔵書自体はそれほどの量ではありませんが、それでもついつい見に行ってしまうのが「将棋」のコーナー。数は少ないもののなぜか『森下の矢倉』や『右四間で攻めつぶす本』など、専門的な本が揃っています。入門書はごくわずか。一体誰が選んでいるのか謎です。


将棋のコーナーの前後にあるのは囲碁にトランプ、麻雀といったところでして、これはどこでも同じですね。お互いに多少混じっていたりするのもよくあることですが、先日行ったら鷺沢萠『祈れ、最後まで サギサワ麻雀』が将棋のコーナーに混じっていました。


鷺沢萠(さぎさわ・めぐむ、1968-2004)さんは若くして命を絶たれた作家で、麻雀を通じて先崎学八段とも交流があったようです。きっと、先崎八段と麻雀を打ちたくなって、隣のコーナーまで移ってきたのですね。


今でも読める、鷺沢さんの公式ウェブサイト内の日記に、羽生二冠が一回だけ、何の脈絡もなく登場します。2001年5月15日の表日記(裏日記もあるのです)。


ところで話は全然変わりますが、こないだ将棋の羽生さんがテレビに出てた。別に特にファン、ってわけじゃないけど、ああ、やっぱ一流の人っていいコト言うもんだなあ……、と思った。
「臆病というのは、大事なものです」
含蓄あるなあ……。


鷺沢さんももっと臆病だったらよかったのに。


author:はくた, category:その他, 00:00
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人生は突き詰めてはいけないと思う

少し前にこんな表紙の雑誌を買いました。
おお、表紙は羽生二冠ですねえ。
しかし、将棋雑誌とはちょっと違う雰囲気です。
さて、どんな雑誌でしょう。






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