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関西交流会・後編
みなさま一通り対局とおしゃべりを楽しまれた後で、お楽しみの参加賞。女性の方、初参加の方から持っていっていただきます。棋士の直筆色紙とサイン本も多数。一番最初に選ばれたのは谷川浩司『光速の寄せ・1』のサイン本でした。





写真の中に光が反射して見づらい色紙が二枚あります。左が「一生稽古 八段 大内延介」、右が「行雲流水 女流初段 藤田綾」です。大内先生が八段の時の色紙はこれから増えることはないので貴重かもしれませんね。

自己紹介では将棋との出会いや、最近の活動、ペンクラブへの要望などを語っていただきました。普及活動に関わっていらっしゃる方の割合がとても高かったことが印象に残っています。郵便将棋連盟という団体の存在も初めて知りました。最近は費用がかからないメール将棋に移行してきているそうですが、お金をかけてわざわざはがきで指し手をやりとりするのも、それはそれで味わい深い。





その後は木村晋介新会長(高座名・木村家べんご志)の落語「らくだ」。将棋ペンクラブの交流会でなぜ落語と思われるかもしれませんが、木村会長も湯川博士統括幹事もアマチュアの噺家でして、とにかく機会があれば落語をやりたい人たちなのです。

乱暴者で長屋のみんなから嫌われているらくだという男。こいつがふぐに当たって死んでしまう。第一発見者の兄貴分は葬儀を出そうと思うが金がない。そこへちょうど屑屋が通りかかる。そこで兄貴分は屑屋をあちこちへ使いに出して葬儀の準備を整えようとするが…というのが「らくだ」出だしのあらすじ。
落語好きならご存じでしょうが、とにかく長い噺です。多少端折って演じられることが多いのですが、それでも四十分はかかります。それをアマチュアがやろうというのですからすごい。そのすごさを表情から読み取っていただければ幸い。





それほど落語を聞いたことはありませんが、熱演だったと思います。従来の噺をそのまま演じるのでなく、木村家独自のくすぐりも効果を上げていました。
兄貴分が屑屋を長屋の大家へと使いに出し、色々な食べものを持ってこいと言わせるくだりがあるのですが、ここで普通は単に「ようかんを三本」となっているところへ「…できればとらや」と加えたのが木村家の新機軸。反応も上々でした。この兄貴分、実は自分が甘党なのでこんなことを言わせています。私も甘いものが好きなので、店まで指定する兄貴分の気持ちはよく分かります。

最後に記念撮影をして、関西交流会は無事終了しました。



その後は近くの居酒屋で二次会。指導いただいた本間・田中両先生のほか、日本将棋連盟の西川慶二理事もお越し下さり、こちらも楽しい集まりとなりました。
湯川さんと私は新幹線で帰るので中座しましたが、その時にたくさんの参加者の方から握手を求められ、感激しました。来年も交通費を工面し、ぜひ参加したいものです。
author:はくた, category:関西交流会, 00:00
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関西交流会・前編
少し前になりますが、連休中の五月四日にペンクラブの関西交流会が行われました。私も東京から当日朝の新幹線に乗って行ってまいりました。関西交流会は初参加です。

関東交流会は午前中から始まりますが、関西交流会は午後一時から始まります。参加者は二十五名ほど。
開会時には日本将棋連盟の淡路仁茂常務理事もお越し下さいました(写真左)。



統括幹事の湯川博士の挨拶が終わると、さっそく自由対局と指導対局が始まります。
今年は指導対局にお二人の先生にお越しいただきました。お一人は毎年お越し下さっている本間博六段です。



そしてもう一人は福井県は小浜市で将棋教室を開いていらっしゃる、田中幸道指導棋士四段です。



田中先生は倉敷藤花戦の観戦記をこれからお務めになるということで、張り切っていらっしゃいました。ペンクラブ大賞には観戦記部門がありますので、大賞目指していい観戦記を書いて下さい!

もちろん、参加者同士の対局も行われています。手合い係はいませんが、お互いに声を掛け合って、自然に対局が始まります。



東京からの参加となった木村晋介新会長も参加者と一局。私が見た場面では詰め損ねて逆転模様?でした。



将棋を続けて指す方もいれば、初心者の方に詰将棋を出す方もいます。日頃の普及活動のお話をなさる方も。楽しみ方の幅が広いのが、ペンクラブ交流会で私が一番好きなところです。

(後編に続く)
author:はくた, category:関西交流会, 21:00
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