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2012.01.12 Thursday
昨年引越をしたついでに、ケーブルテレビと契約してみました。囲碁将棋チャンネルも見られますが、最近割とよく見ているのがMONDO TVです。見ているのは「女神降臨」ではありません。麻雀です。
私が麻雀に最も入れ込んだのは中学生の頃です。同級生の家で随分ジャラジャラやりました。そのせいだけでもないでしょうが同級生は志望校のランクを一つ落としたと聞きました。その後はほとんどテレビゲームやインターネット雀荘でも打ったことはありませんから、将棋同様久々に首を突っ込んでいることになります。
プロが打つ麻雀は面白いものですね。指さない将棋ファンもいますが、打たない麻雀ファンもなかなか楽しいです。自分で打ったら絶対に作れないような役が仕上がったり、絶対に止められない上がり牌がぴたりと止まったりする様子を、四人全員の手牌を見られる「神の視点」から見られるのですから、私のような点数計算もできないような人間にはこたえられません。
将棋との比較など細かいことはまた書くとして、ちょっと気になったことが一つ。
男性プロ雀士の写真って、どういうわけだか腕組みをしているものが多いですね。将棋の棋士だと駒を持って前方へ差し出している写真を見かけたりしますが、なんで腕組みしているのかしら。なんだかラーメン屋の親父さんのように見えます(そういえば、ラーメン屋の親父さんもなんで腕組みしているのでしょう)。もっと格好良く、それでいてプロ雀士らしいポーズ、ないかなあ。
- じゃじゃ馬グルーミン★UP!
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2012.01.08 Sunday
いつ頃からか分かりませんが、コンビニエンスストアを中心に名作漫画のペーパーバックといいますか、廉価版が販売されるようになりました。横山光輝の『バビル二世』のような古い作品から比較的新しい作品まで、売れたものが揃っています。単行本を新品で探すのが難しいものもありますから、出版社にも読み手にもメリットがあると言えるでしょう。
ゆうきまさみ『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』をこのペーパーバック版で見つけたので買って読んでみました。前々から気になってはいたのですが、長期連載の作品だったので何となく買いそびれていたのでした。
私が最初に読んだゆうきまさみの漫画は『究極超人あ〜る』でした。ページをめくるたびにけらけら声を出して笑いながら読んでいたのが昨日のことのように思われますが、昨日どころかもう二十年ほど前のことです。
次に読んだのは『機動警察パトレイバー』でしたが、これは当時の私には難しかった。どこがどう面白いのかと、勧めてくれた友人につっかかったのを覚えています。恐らく、複雑な作品世界と登場人物の心情を理解するには私が幼なかったのでしょう。その彼も今や鬼籍の人。今ならもう少し彼にましなことを言えそうなのですが。
さて、『じゃじゃ馬』はひょんなことから競馬馬牧場で働くことになる少年と、彼を囲む人々を描いた作品です。私もそれなりに年を取ったのか、描き手が丁寧に取材し、そして登場人物に命を吹き込んでいることが少しは分かっているような気がします。『あ〜る』以来の笑える要素も健在です。良質の漫画をたっぷり時間をかけて読みたい方はぜひ。
この漫画、主人公の久世駿平が牧場の社長、度会健吾と将棋を指すシーンがよく出てきます。作中ずっと腰の低い人物として描かれている健吾が、将棋に関しては時間さえあれば駿平に付き合ってもらおうとする姿が何ともほほえましいです。
見た限りでは盤面が一度も出てこないため棋力のほどは分かりませんが、健吾が「ああっ、こうすれば私の勝ちじゃないか」と言っているところを見ると、お互い一手詰めをちょいとうっかりするくらいの棋力でしょうか。
棋友館さんのサイトにアニメキャラの棋力を診断するページがありますね。今度どこかでおにぎり先生にお会いした時にネタを提供してみようと思います。
- よいお年を
- 贈呈式無事終了
- 第23回ペンクラブ大賞贈呈式
- 将棋ペン倶楽部56号発送
- 減量にひそむ罠(?)
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2011.09.02 Friday
私の背丈は大体165cm。体重は20歳の頃は50kg前後だったのですが、酒を飲むようになってから何回か階段状に増加し、昨夏のピーク時には64kgに到達しました。肥満度の指標であるBMIは23.3ですからまだ標準の範囲内(18.5以上25未満)ですが、このまま増え続けるのは好ましくないでしょう。
とりあえず食生活を見直しました。炭水化物の摂取をできるだけ抑え(特に夜)、酒や甘味もストレスにならない範囲で量を減らしました。とはいえ宴席で、あれは食べないこれは飲まないでは興ざめであり楽しくないので、宴席では大いに食べて飲んでいます。
結果、二ヶ月ほどで57kg前後で体重が安定するようになりました。開始前は60-62kgを行ったり来たりしていましたから、3kg程度は確実に減らすことができたようです。
この食生活の軸は豆腐です。米食党にとってごはんをがつがつ食べられないのはいささか残念なのですが、代わりに豆腐に色々なものをかけ、温めて食べるのもなかなかおいしい。
豆腐は二三日分をまとめて買っているのですが、ある日、豆腐売場でいきなり谷川浩司九段が脳内映像に飛び込んできました。もちろん、豆腐売場にはどこにも将棋を思い起こさせるようなものはありません。
しばし豆腐売場に立ち尽くすあやしげなおっちゃんと化した後、ようやく何が原因か分かりました。これでした。

文庫で復刊された『光速の終盤術』、まだ読んでないんですよね…
- ブックス・ルーエの花本さんに感謝! その3
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2011.08.25 Thursday
「すみません、ワタクシ将棋ペンクラブという団体で幹事をしている者なのですが……」
アポイントもなしでいきなり声をかけた私を、花本さんは気さくに受け応えしてくれました。私は聞きたかったことを交えながら、雑談のような感じで10分程度お話しさせていただきました。
「どうでしょう、売れてますか?」
露骨ですが、将棋ファンとしては気になるところです。しかしお答えは、芳しくないとのこと。うーん、ここまですばらしいセッティングでフェアを行っていただいているのに、やっぱり難しいのでしょうか。
どうしてフェアを、との質問には、面白い答えが返ってきました。なんでも竜王らしき方が来店されたそうで、もしも次回来店したときに将棋フェアの棚を見たらどう思うだろう、ということでやってみたとのことです。すごい実行力だなぁとビックリしてしまいました。
花本さんからは棚を写してブログに載せることも快諾していただき、「どうぞ持っていってください」とフリーペーパーも数冊手渡されました。感謝の言葉もありません。元々こちらのポイントカード持っている私ですが、さらにこちらで買い続けようと誓いました。

お礼を言ってカウンター横から離れた私はフェアの写真を撮りました。その案内板がまたいいのです。画像でお分かりのとおり、「知のスポーツ最高峰!」ですからねぇ。「将棋浪漫」という言葉もホントに素敵です。「将棋フェア」と書くより数段アジがあるというものです。その下にはなにやらフィリップ・K・ディックを彷彿させるフレーズが。このさり気なさが心憎い。

私の持っていない本があったので購入することにしました。画像の『将棋駒の世界』です。レジに持っていくと花本さん、「将棋駒、本当に美しいですよね!」。いやぁ、そうまで言っていただけると、将棋ファンとしてはなんだか照れちゃいます。
私はこれからも花本棚の熱心なファンでいようと密かに思いながら、すっかり日の落ちた吉祥寺をあとにしたのでした。
(おわり)
- ブックス・ルーエの花本さんに感謝! その2
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2011.08.20 Saturday
花本さん、なぜ将棋を指さないのに将棋の本を読むのが好きなのか。なかなか不思議なところです。私はゴルフをやらないのでゴルフの本は読まない。ブリッジの本も読まないしラクロスの本も読まない。関わりがなければそれに関連した本も読まないというのが一般的なところじゃないでしょうか。しかし花本さんは読む、関わりがないのに……。
もっとも将棋は世間に広まっている競技なので、解説書だけでなくそれを題材にした物語やドキュメントも数多く出ています。スポーツよりも文章に適しているので、臨場感も出しやすい。マンガもある。なので本好きにはとっつきやすい分野でもあります。
だからまぁ指さない人が将棋本を読んでもなんら不思議はないのですが、しかし私は興味を持ってしまいました。そこでさっそく花本さんの元へ。「教えて! ルーエの花本さん」というどこかで聞いたようなフレーズを頭の中に浮かべながら、私は夕暮れの中央線に乗り込んだのでした。
吉祥寺で降りて一路ブックス・ルーエへ。まっすぐ2階へと言いたいところですが、まずは地下1階の将棋本の棚をチェックします。あと鉄道の棚も(個人的には将棋より鉄道の方が好きなのです)。
一息ついて、満を持して2階へ上っていきました。
通称花本棚の「将棋浪漫」をあらためて眺めます。すばらしい! 将棋本が特設棚に、きれいに並んでいるのです。

その品揃えがまた見事です。大崎さんの本、団さんの本、いいですねぇ。将棋知らない人が、「へぇ、なんだか面白そう」って思ってくれるようなリストです。でもお客さんはあまり興味がなさそうだなぁ……。
振り向いてカウンターを見ると、花本さんが立っていました。私は先日、書店関係のライブイベントでYMOの演奏をバックに詩をアツく読み上げている花本さんを観ているので、お顔は存じております。私はおずおずと近寄り、自己紹介をしたのでした。
- ブックス・ルーエの花本さんに感謝! その1
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2011.08.18 Thursday
地元に溶け込んでいながら、マニアックさも併せ持つというすばらしい本屋さんが吉祥寺にあります。そう、こういったお店は、書店ではなく「本屋さん」と呼びたいものです。
本屋さんの名は、『ブックス・ルーエ』。吉祥寺北口から東京三菱UFJ銀行(略して三菱銀行)横のアーケード街をまっすぐ進み、途中の古本屋で立ち止まりたくなるのをぐっとこらえてさらに進むと、その新刊書店はあります。あ、本屋さん、ですね。
私は以前からルーエさんのファンで、吉祥寺に行った際には必ず覗いています。BGMがビートルズのところ、かなりの本好きでないと興味を示さないような独特のフェアを行うところ、フリーペーパーを大事に扱っているところなどが、ファンになった理由です。
ルーエさんは地下1階から3階までのペンシルビル様の構造で、各階に書店員がいます。その2階に書店業界で有名な花本さんという店員さんがいて、階段を上がったところに通称「花本棚」というコーナーを設置しています。ここが、本好きにはたまらない棚となっているのです。ちょっと前など、「非活字文庫フェア」ですからね。
その花本さん、ありがたいことに将棋本に目を向けてくれたのです。題して、「将棋浪漫」。

こちらはそのフリーペーパーの表紙。カッコいいですね〜。開くと今回のフェアで扱っている本のリストが記載されていまして、裏は花本さんの名コラムです。
コラムの書き出しが、こうなっています。
「将棋のルールを知らず、棋譜も読めないのですが、将棋の本を読むのが大好きです」
いやぁ、うれしいじゃないですか。読み物という観点から、将棋を捉えてくれている。こういう企画が、将棋の認知度を広めてくれるんですね。
あんまりうれしいんで連載でお届けしちゃおうと思います。一回だけじゃもったいない。
なお「将棋浪漫」は8月いっぱいまで続ける予定とのこと。ぜひ皆さん伺ってみてください。フリーペーパーを入手するだけでも行く価値ありです。
う〜ん、久しぶりに酒以外の話だ。
